独立自尊

戦後のマッカーサーによるWGIPは、私自身がNHKのラジオ放送で、「鐘の鳴る丘」を楽しみに毎回聴いていたように、殆どの日本の子ども達が聴いていた番組にも仕込まれていた、巧妙な洗脳工作でありました。

そこで失われたものは、「独立自尊」の精神。経済復興に一生懸命になり、国の独立そっちのけで、経済成長は実現したけれど、独立自尊の精神は忘れてしまっていた。それが、今、社会の弱体化に明らかに顕在化してしまったように思います。対米国、対中国の政治も経済も、とうに独立自尊を忘れているように思われます。独立自尊をお互いに認め合うところに、友情も芽生えようというもの。

もう一度、福沢精神に戻って、日本の、そして国民の独立自尊を育成すべきときに、よりによって1万円札が、独立自尊の福沢先生から経済一辺倒の渋沢栄一翁に代わるなんて、複雑な気持ちになります。

大和三田会で、独立自尊を話合い、独立自尊を唱いませんか。