秋のお茶会が実施されました。

令和元年11月4日に河野和彦会員( 裏千家・宗匠 昭和44年法学部卒)の主催により、「秋のお茶会」が『慈緑庵』で行われました。

午前9名、午後4名が参加しました。

「11月はお茶の正月」と言われる所以から始まり、茶会での作法、濃茶と薄茶の違い、茶器、掛け軸の説明など、『茶道に見る日本の伝統文化』の講義を受けながら、和菓子と濃茶、そして干菓子と薄茶を頂きました。

茶会では、正客のみがお茶会の主催者(亭主)と対話します。

亭主は茶器や掛け軸あるいは生け花などに趣向を凝らしているので、それに気づき亭主の造詣の深さを聞き出すところが、お茶会の駆け引きだということです。

また、正客が同伴している他の客が亭主に質問してほしいことを忖度して質問するのも正客の役割という事も教えていただき勉強になりました。