会員の菊地弘様が、2020年秋の叙勲の栄に浴されました

令和2年11月3日付けで発令された令和2年秋の叙勲に、旭日章及び瑞宝章を合わせて4,100名の方々が受章されました。

大和三田会からは大和市議会議員として長年にわたり地方行政に貢献された、菊地弘(きくちひろし)さん(73)が旭日双光章を受章されました。

早速、菊地弘さんにインタビューさせていただきましょう。

片山:まずは秋の叙勲おめでとうございます。

菊地:ありがとうございます。旭日双光章という事での受章で大変うれしく思います。

片山:叙勲ということにあまりなじみがないのですが、どのような功績でいただけるものなのでしょうか。

菊地:市議会議員として4期16年間務め、その間議長として3年間、神奈川県市議会議長会会長として1年間の業績を踏まえ、地方自治功労として選出していただきました。

片山:これまでの生い立ちを教えてください。

菊地:昭和22年大和市に生まれました。林間小学校、大和中学、希望が丘高校、慶應大学卒後、(株)西武百貨店に勤務しました。主に人事、総務、開発業務に携わり、全国規模での業務を経験してきました。

片山:議員を目指した理由やきっかけを教えて下さい。

菊地:西武百貨店の大リストラにより47歳にて退職することになりました。それ以降、(株)ヒューマンリンクを設立し、人材紹介業務に携わってきました。50歳を契機に地元の自治会活動に参加し、平成15年54歳の時に市議会議員に立候補し当選しました。

片山:議員として活動する中での印象深い出来事を教えてください

菊地:平成15年9月に議会で初めて一般質問で質問席に立った時は印象に残っています。平成27年に議長の時に芸術文化ホール(シリウス)のオープニングでのテープカットとホールの段上での挨拶も印象的ですね。

菊地さんは、大和三田会のメンバーとして、会の発足時より中心メンバーとしてご活躍されています。

片山:総会や新年会では、いつも楽しく懇親させていただいております。貴重なアドバイスをいただけたり相談に乗っていただける、多くのメンバーに恵まれています。

菊地: 会の設立時は大和市内で慶應OBが約700名おられました。そのうち約130名の方々が参加され、盛況にスタートしました。現役の方のリタイヤなどもあり、近年は減少傾向になっております。例年6月の総会では、「塾歌」や「若き血」、「丘の上」を歌い学生時代を思い出しています。またゴルフ部会では早慶対抗戦を毎年5月におこない早稲田との親交を深めております

片山:人生のよき先輩として、我々、後輩になにかアドバイスをお願いします。

菊地:人生山あり谷ありです。挫折したときに一度立ち止まって10年先に自分が何をしたいのか、どのような貢献ができるのか考える機会を持つことも大切と思います。

片山:貴重なアドバイス、ありがとうございました。